世界の歴史上、人類は地域ごとに
何度も飢饉を向かえてきました。
そのひとつをご紹介します。
穀物が豊作になりますと、それを食料にする昆虫が増えたりしますが、
異常繁殖する時がたまにあるのです。
イナゴ(飛蝗)が大量繁殖して
農作物を食い荒らし、次から次の畑に移動し
食い荒らされた畑は壊滅的打撃を受けます。
イナゴは群衆になり、食物を求めて、耕作地を次から次へと渡り歩くのです。
それだけではありません。
途中で死んだイナゴを、共食いし子孫繁栄の糧にするのです。
これで次の農作物の場所まで行き着くまでのサバイバルゲームを繰り広げるのです。
死んだものは食われ、生存者の食料となり、子孫を残していく・・・。
この生存能力が飢饉を招く蝗害へと繋がっているのです。
豊作 → 異常繁殖 → 飢饉 → 革命 → 新たな時代
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