バイオマス資源(食品残さ)で創出されたエネルギー(温熱・電気)によって、南国の果樹を生産可能な温室ハウスを建設。
未利用の温泉熱エネルギーやバイオマス資源からエネルギーを利用することによりCO2などの温室効果ガスを抑制します。
バイオマスプラントから出る発酵残さを有機性肥料として利用することで、食品残さを資源として農地還元できる循環型社会の形成に貢献することを目的としています。
平成22年7月12日付で環境省「温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業」に おいて当社の事業案が採択されました。
これにより「バイオマスエネルギープラント」の導入を実施いたします。
この事業は、新しいCO2排出削減方法について実際にどのくらいCO2が削減可能なのかを調査、実証する事業です。
今まで多額の費用やエネルギーをかけて処分していた地域の有機性廃棄物(食品残さや下水汚泥)をエネルギーや堆肥・液肥に変換することにより、従来消費していたエネルギーを限りなくゼロに抑制します。
さらにバイオマスエネルギープラントより創出されるバイオガス(メタンガス)により温室ハウス内の温度調整を行うため、温室ハウスのエネルギーコストも限りなくゼロになります。
「エネルギー消費抑制」「新エネルギーの創出」「CO2排出ゼロ」と環境に優しいエコロジー事業となっております。
このような事業を民間企業単独で行うのは全国初の試みとなります。
環境省 温室効果ガス排出削減・吸収クレジット創出支援事業
新規排出削減・吸収分野開拓事業
株式会社 開成 新潟県
瀬波温泉地区の食品残渣や下水汚泥などを活用してバイオガスを生成し、地域農業用に用
いるボイラー等の化石燃料代替として用いることで、CO2排出量の削減を行う。
採択結果はこちら
温室ハウスへのエネルギー供給は、瀬波温泉の宿泊施設から排出される食品残渣からバイオマスガス(メタンガス)を発生させ、ガスコージェネレーションシステムから温熱と電気を創出します。
温室ハウスで生産された果樹や加工製品は、地元市場に優先して出荷し、地元の新しい特産品として全国の市場に供給していきます。